ベーシック10シリーズ
アイダ・ロルフ博士が考案した、10回のセッションからなる基本コースです。毎回セッションの内容は全く異なりますが、それぞれのセッションは連続的な意味合いを持っています。
筋膜、筋肉、腱、靱帯をはじめとする「結合組織」に働きかけることで、個人の慢性的な身体のパターンを解放し、変化させてゆきます。身体の基本素材である結合組織(コラーゲン、にかわ質)が変わることで、姿勢や身体の動きが大きく変わります。
ロルフ・メソッドの最大の特徴は、「慢性化した身体をいったん溶かし、新しくまとめ直す」という、通常不可能とも思えるゴールを、特別な10回のセッションを段階的におこなうことによって達成することです。ロルフ・メソッドの目的は、治療ではなく、再編(再構築)です。
変化を強いるのではなく、セッションを受ける方の「いまの心身の在り方」を尊重しながら、週に1~2回のペースで緩やかに変化を提案してゆきます。
身体という容器(入れ物)が変化するということは、そこに含まれている他の階層全てが変化することを意味しています。思考、感情、感覚、活力、行動、エネルギーなどの変化が相ともなって生じて来ます。